まず「何のために使うか」を言語化します。Web会議・集中作業・面談などの用途で必要な防音性、通信環境、広さが変わるため、優先順位を決めてから候補を絞ります。
設置寸法だけでなく、周囲の人通り・視線・騒音源(複合機や動線)を確認します。狭い場所はサイズが重要で、人通りが多い場所では視線や音への配慮が必要です。電源・LANの取り回しも同時に点検しましょう。
想定利用者(部署・人数・利用頻度・機密度)を決めます。営業のWeb会議中心なら防音性と通信、経理の執務中心なら照明・換気など作業環境が要点になります。利用者像が定まるほど、必要仕様がブレません。
搬入はエレベーターのかご(内寸)、通路幅、曲がり角まで事前下見します。設置後は扉の開閉スペース、出入りのしやすさ、廊下など通行が多い場所で邪魔にならないかを確認し、避難経路を塞がないレイアウトにします。
建物に固定・造作扱いとなる場合は、建築基準法上の取扱い(換気・内装制限・手続等)が必要になる可能性があるため、事前に管理会社や建築担当者へ確認が必要です。可動式でも消防法上は消防設備やスピーカー等が求められることがあるため、管轄消防署への確認を前提にします。電源・照明・換気など電気部品はPSE等の適合表示や資料提示の可否も確認しましょう。
防音は「中と外の間でどのくらいdB差が出るか」を測定条件(扉を閉めた時・換気稼働時など)とセットで比較します。換気は密閉度が高いほど重要なので、風量(m3/h)や連続運転可否、CO2濃度(目安:1000ppm以下)の維持を含め、清掃まで運用設計します。
電源は口数と最大容量、USB給電、ブレーカー位置を確認します。通信は有線LANの有無、Wi-Fiの電波状況、遮蔽による途切れ対策まで想定します。照明の眩しさ、机サイズ、椅子、吸音材など体験品質もチェックが必要です。
運用負荷は導入後の満足度を左右します。清拭しやすい素材か、ファン/フィルターの点検周期、故障時の連絡フロー、部品供給を確認します。予約方法、利用時間上限、飲食可否、音量マナーなどルールを決めて周知しましょう。
オフィス全体のトーンに合う外装・色・ガラス面の比率を選びます。開放感とプライバシーのバランス、サイン表示のしやすさ、汚れの目立ちにくさも見落としがちです。複数台導入時は並べ方で圧迫感が出ないかも確認します。
選定は「目的・場所・利用者」を先に固め、次に搬入/動線、法令・安全、性能、設備、運用、デザインを順に潰すと失敗しにくくなります。
最後は、仕様表だけでなく実測値や申請要否、メンテ体制など根拠資料の提示まで含めて比較し、導入後の運用まで一気通貫で回るブースを選びましょう。
選定条件
「ワークブース」「個室ブース」「テレワークボックス」「リモートワークボックス」のGoogle検索で見つかったフルクローズ型のワークブースを取り扱う41社の中から、下記条件で選出。(2023年1月11日時点)
ワークブースでの作業効率を高めたい会社向け…CAP-CELL:41社のうち唯⼀特許取得のエアコン機能搭載
大きな会議室の使用効率を高めたい会社向け…TELECUBEbyokamura:41社のうち4⼈ブースのラインナップ最多
手軽に移動できるブースを設置したい会社向け…Easy Booth:41社のうち軽量で個室ブースの公開価格が最安
作業環境重視
充実の設備を搭載したワークブース
引用元:株式会社オリバー公式HP
(https://place2-5.oliverinc.co.jp/office_furniture/products/swb-f750s4/)
株式会社オリバーの「CAP-CELL」「CAP-CELL Lite(カプセルライト)」は、いずれも遮音性のある完全個室空間で集中できる環境を提供し、さらにダウンライトなどリラックス効果を高める内装デザインを施しています。標準設備の換気扇に加え、オプションでエアコン付きソファを導入すれば、長時間の使用や暑い夏でも快適に作業に取り組むことができます。
| 収容人数 | 1人用/2人用/4人用 |
|---|---|
| サイズ | 1人用:W1,200・D1,200・H2,370 2人用:W2,400・D1,200・H2,370 4人用:W2,000・D1,600・H2,370 |
| 設備 | 住宅用下方放出型簡易消火装置、ダウンライト、AC電源+USB+スイッチ、換気扇、アジャスター+キャスター、コートフック |
サイズ重視
使用人数に合わせたワークブース
引用元:株式会社オカムラ
(https://www.okamura.co.jp/office/lp/workbooth/)
株式会社オカムラのワークブース(TELECUBE/SnowHut)は、周囲からの雑音・雑念を排除して、自分の仕事や作業に集中したい人におすすめです。「TELECUBE by okamura」「SnowHut」は、いずれも防音対策・防視対策が図られており、周りの話し声や騒音、視線を気にせず1人の業務に集中できます。
| 収容人数 | 1人用/2人用/4人用 |
|---|---|
| サイズ | 外寸:1000W×1200×2325H(1人用) |
| 設備 | 遮音性・防火性、グラスウール内蔵、換気ファン、人感センサー、抗ウイルスメラミン仕様 |
価格重視
とにかく安いワークブース
引用元: 株式会社CONOC公式HP
(https://workbooth.conoc-dx.co.jp/)
CONOCが提供するEasy Boothは、ワークブースを手軽に導入したい人におすすめです。ダンボールを使用したブース本体は総重量が約40kgですから、設置や移動がラクラクなのはもちろん、設置後のレイアウト変更も容易になります。
| 収容人数 | 1名 |
|---|---|
| サイズ | 外寸:幅1270mm×高さ1900mm×奥行900mm |
| 設備 | デスク・電源・照明・換気ファン |