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4人用個室ブースの選び方と活用シーン

この記事では、4人用の個室ブースを導入することでどのようなメリットがあるのか、具体的な活用シーン、そして選ぶ際に押さえておきたいポイントについて詳しく解説しています。

4人用個室ブースがもたらすメリットと可能性

オープンなオフィス空間はコミュニケーションを活性化しますが、同時に周囲の雑音や視線が集中を妨げることもあります。そこで、4人用の個室ブースの導入が有効です。主に以下のようなメリットが期待できます。

  • 会議室代わりにすぐ使える手軽さ
  • ドアを閉めることで高い遮音性を確保
  • 固定会議室を増設するよりも低コスト
  • オフィスの省スペース活用で複数台設置が可能
  • Web会議や小規模研修など多用途に対応

これらのメリットにより、4人用個室ブースは会議室予約の手間や外部スペースの利用コストを削減し、オフィス内でのコミュニケーションを促進します。
周囲の騒音をシャットアウトした環境で会議や作業をすることで、意思決定やアイデア出しが捗り、結果として組織全体の生産性向上に繋がる可能性を秘めているのです。

4人用個室ブースの活用シーン

4人用個室ブースは、小規模なミーティングや作業シーンで活躍します。具体的な活用例を見ていきましょう。

社内定例会議

4人用ブースなら、部署メンバー4人が集まってスクラムミーティングのように机を囲み、隣り合う人と適度な距離を保ったまま、話し合うことが可能です。

また、ディスプレイがついている個室ブースもあるので、情報共有を円滑にしながら会議を進めることもできます。

重要な商談・オンライン会議

4人用ブースは適度な広さがあるため、ブース内で資料や図面を広げてディスカッションが可能。オフライン商談はもちろん、モニターに画面共有しながら手元の資料と視線をシームレスに切り替えられるため、プレゼン中のページめくりや資料確認がスムーズです。

小グループ研修・ワークショップ

社内研修のグループワークや外部講師セッションで、少人数単位の発表・議論する場にも活用可能です。
ブース内に持ち込んだ教材やタブレットを囲み、参加者全員が互いの表情を見ながら意見交換できます。集中できる環境と適度な開放感がバランス良く保たれるため、質の高い研修を提供できるでしょう。

失敗しないための選び方のポイント

ポイント1:サイズと設置スペース

4名が圧迫感なく快適に座れる広さがあるか確認が必要です。また、オフィスの通路や導線を妨いだりしないか事前に把握しておきしましょう。

ポイント2:防音・遮音性能

Dr値(遮音等級)が高いほど外部からの音漏れを防ぎ、逆にブース内部の声が外に響くことを防ぐことができます。吸音パネルや二重ガラス扉の有無を確認し、「実使用時の遮音力」をカタログ値だけでなく、導入事例の声や実測データで比較しましょう。

ポイント3:換気・空調システム

密閉空間ではCO₂濃度が上がると眠気や頭痛を誘発し、会議やブレストの質を低下させます。
長時間使用しても問題ない換気能力があるか、換気システムを事前に確認しましょう。
エアコン付きモデルもあるので、活用シーンを想定して導入を検討してください。

ポイント4:設備とインフラ

電源コンセントの位置や数が不足すると、「資料表示中にPCが充電切れ」「スマホのオンライン通話が途中で切断」といったトラブルを招きます。
USBポートや有線LANポートの有無も確認し、すべての参加者がストレスなく機器を使える状態を想定しましょう。

ポイント5:デザインと内装の質感

オフィスのブランドイメージや社風に合わない色・素材を選ぶと、せっかくの個室ブースも場違いな存在に映り、利用率の低下を招きます。オフィス全体の雰囲気に調和する色・素材・照明に注目し、利用意欲を高めるデザインを選びましょう。

まとめ

4人用の個室ブースは、従来の会議室やフリーアドレス席だけでは対応しきれない、スピード重視の小規模ミーティングや集中作業に活用できます。
会議室とは別にすぐに活用できる個室ブースがあることで、従業員の満足度を高めることも可能です。
導入を検討する際には、利用シーンと頻度を整理し、必要なスペック(防音性・換気・設備など)と設置スペースを明確にしましょう。
最適な一台を選ぶことで、オフィス内コミュニケーションの活性化や生産性向上に大きく繋がります。

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ワークブース選びは「導入目的」が重要!
目的別のおすすめワークブース3選

企業によってどのような目的でワークブースを導入するかは様々。「長時間の商談で品質が下がる」、「大きな会議室を少人数で使用してしまっている」、「とりあえず設置したが後々移動が大変」など、代表的な課題を解決できる3つの目的に合わせて、おすすめのワークブースを紹介します。

選定条件
「ワークブース」「個室ブース」「テレワークボックス」「リモートワークボックス」のGoogle検索で見つかったフルクローズ型のワークブースを取り扱う41社の中から、下記条件で選出。(2023年1月11日時点)
ワークブースでの作業効率を高めたい会社向け…CAP-CELL:41社のうち唯⼀特許取得のエアコン機能搭載
大きな会議室の使用効率を高めたい会社向け…TELECUBEbyokamura:41社のうち4⼈ブースのラインナップ最多
手軽に移動できるブースを設置したい会社向け…Easy Booth:41社のうち軽量で個室ブースの公開価格が最安

作業環境重視
充実の設備を搭載したワークブース

CAP-CELL(株式会社オリバー)

CAP-CELL(株式会社オリバー)01

引用元:株式会社オリバー公式HP
(https://place2-5.oliverinc.co.jp/office_furniture/products/swb-f750s4/)

ワークブースでの作業効率を高めたい会社におすすめ

                   

株式会社オリバーの「CAP-CELL」「CAP-CELL Lite(カプセルライト)」は、いずれも遮音性のある完全個室空間で集中できる環境を提供し、さらにダウンライトなどリラックス効果を高める内装デザインを施しています。標準設備の換気扇に加え、オプションでエアコン付きソファを導入すれば、長時間の使用や暑い夏でも快適に作業に取り組むことができます。

収容人数 1人用/2人用/4人用
サイズ 1人用:W1,200・D1,200・H2,370
2人用:W2,400・D1,200・H2,370
4人用:W2,000・D1,600・H2,370
設備 住宅用下方放出型簡易消火装置、ダウンライト、AC電源+USB+スイッチ、換気扇、アジャスター+キャスター、コートフック

サイズ重視
使用人数に合わせたワークブース

TELECUBE by okamura(株式会社オカムラ)

TELECUBE by okamura(株式会社オカムラ)01

引用元:株式会社オカムラ
(https://www.okamura.co.jp/office/lp/workbooth/)

大きな会議室の使用効率を高めたい会社におすすめ

株式会社オカムラのワークブース(TELECUBE/SnowHut)は、周囲からの雑音・雑念を排除して、自分の仕事や作業に集中したい人におすすめです。「TELECUBE by okamura」「SnowHut」は、いずれも防音対策・防視対策が図られており、周りの話し声や騒音、視線を気にせず1人の業務に集中できます。

収容人数 1人用/2人用/4人用
サイズ 外寸:1000W×1200×2325H(1人用)
設備 遮音性・防火性、グラスウール内蔵、換気ファン、人感センサー、抗ウイルスメラミン仕様

価格重視
とにかく安いワークブース

Easy Booth(株式会社CONOC)

Easy Booth(株式会社CONOC)01

引用元: 株式会社CONOC公式HP
(https://workbooth.conoc-dx.co.jp/)

とにかく安価なブースを設置したい会社におすすめ

CONOCが提供するEasy Boothは、ワークブースを手軽に導入したい人におすすめです。ダンボールを使用したブース本体は総重量が約40kgですから、設置や移動がラクラクなのはもちろん、設置後のレイアウト変更も容易になります。

収容人数 1名
サイズ 外寸:幅1270mm×高さ1900mm×奥行900mm
設備 デスク・電源・照明・換気ファン