駅や空港を利用する際に役立つのがワークブースです。近年、利用者向けにワークブースを設置する駅や空港が増えています。
実際にはどのような場面で利用されるのでしょうか。駅や空港にワークブースを設置するメリットや、設置事例について紹介します。
電車・飛行機の遅延や、移動中の予定変更などにより、空き時間が発生してしまうことがあります。こういった場合、ワークブースが設置されている駅や空港であればWi-Fiやコンセントがあるので、空き時間を活用して作業ができます。
防音効果があれば、周囲に音が漏れたり周囲の音が気になったりすることもありません。ただし、中には会話が不可のブースもあるのでご確認ください。
ワークブースは、最低限の設備であれば電話ボックス程度の小さなスペースに設置が可能です。駅や空港などでは、狭小で活用されていない空きスペースが存在することがあります。
ワークブースは限られたスペースに設置することで、無駄になりがちなスペースを有効活用できる点が利点です。
駅や空港に設置されているワークブースは、利用時間に制限があります。15分単位で利用できるものが多く、短時間の作業に適しています。
また、ビジネス以外での利用も可能です。例えば、駅や空港に早く到着し、プライバシーが確保された空間で休憩したい場合や、自宅で作業が難しい際にも利用されています。
引用元:Impress Watch公式HP
(https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1436187.html)
JR東日本が展開しているワークブースの事例です。電話ボックス程度の大きさなので、駅内の限られたスペースを有効活用して設置されています。
コロナ禍以前から設置されていましたが、テレワークやWeb会議の普及に伴い、利用率が向上しました。利用者からも高い評価を受けています。
参照元:Impress Watch公式HP
(https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1436187.html)
引用元:PR TIMES(テレキューブサービス株式会社)
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000097312.html)
Web会議やテレワーク、オンライン作業など、多様な個室環境のニーズに対応するために設置された個室型ワークブースです。個室型であることから、周囲を気にすることなく落ち着いて作業ができます。
スマートフォンから簡単に予約できる点が特徴です。
参照元:PR TIMES(テレキューブサービス株式会社)
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000097312.html)
引用元:株式会社スペースマーケット公式HP
(https://www.spacemarket.com/spaces/matsuyama-airport/)
空港の1階到着ロビー、ジェットスターカウンター前に設置されたワークブースです。空き状況はインターネット上から確認することが可能であり、使い方が簡単であると評価されています。
参照元:株式会社スペースマーケット公式HP
(https://www.spacemarket.com/spaces/matsuyama-airport/)
引用元:株式会社ブイキューブ公式HP
(https://jp.vcube.com/telecube/case/telecube002.html)
空港のラウンジに設置されたワークブースです。一般的に空港のラウンジには多くの人がいるので、Web会議には不向きとされています。そこで、周囲の音や視線を気にせずに利用できるワークブースを設置し、Web会議が快適に行える空間を提供しています。
ワークブースの中には、コンパクトすぎて窮屈に感じるものもありますが、このワークブースはパソコンが置けるデスクやソファが備え付けられており、着席したままリラックスして過ごせるスペースが確保されています。
参照元:株式会社ブイキューブ公式HP
(https://jp.vcube.com/telecube/case/telecube002.html)
駅や空港に設置されたワークブースは、外回り中のWeb会議やテレワークに適しています。多くの人がいる場所でパソコンを使う際、人目や周囲の音が気になることがありますが、ワークブースを利用すれば、これらの問題を気にせず作業に集中できます。
また、ビジネスだけでなく幅広い用途で利用できる使い勝手の良さが魅力です。限られた空きスペースにも設置可能である点は、ワークブースの利点といえます。
以下のページでワークブースの特徴を解説していますので、ワークブースについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
選定条件
「ワークブース」「個室ブース」「テレワークボックス」「リモートワークボックス」のGoogle検索で見つかったフルクローズ型のワークブースを取り扱う41社の中から、下記条件で選出。(2023年1月11日時点)
ワークブースでの作業効率を高めたい会社向け…CAP-CELL:41社のうち唯⼀特許取得のエアコン機能搭載
大きな会議室の使用効率を高めたい会社向け…TELECUBEbyokamura:41社のうち4⼈ブースのラインナップ最多
手軽に移動できるブースを設置したい会社向け…Easy Booth:41社のうち軽量で個室ブースの公開価格が最安
作業環境重視
充実の設備を搭載したワークブース
引用元:株式会社オリバー公式HP
(https://place2-5.oliverinc.co.jp/office_furniture/products/swb-f750s4/)
株式会社オリバーの「CAP-CELL」「CAP-CELL Lite」は、いずれも遮音性のある完全個室空間で集中できる環境を提供し、さらにダウンライトなどリラックス効果を高める内装デザインを施しています。標準設備の換気扇に加え、オプションでエアコン付きソファを導入すれば、長時間の使用や暑い夏でも快適に作業に取り組むことができます。
収容人数 | 1人用/2人用/4人用 |
---|---|
サイズ | 1人用:W1,200・D1,200・H2,370 2人用:W2,400・D1,200・H2,370 4人用:W2,000・D1,600・H2,370 |
設備 | 住宅用下方放出型簡易消火装置、ダウンライト、AC電源+USB+スイッチ、換気扇、アジャスター+キャスター、コートフック |
サイズ重視
使用人数に合わせたワークブース
引用元:株式会社オカムラ
(https://www.okamura.co.jp/office/lp/workbooth/)
株式会社オカムラのワークブース(TELECUBE/SnowHut)は、周囲からの雑音・雑念を排除して、自分の仕事や作業に集中したい人におすすめです。「TELECUBE by okamura」「SnowHut」は、いずれも防音対策・防視対策が図られており、周りの話し声や騒音、視線を気にせず1人の業務に集中できます。
収容人数 | 1人用/2人用/4人用 |
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サイズ | 外寸:1000W×1200×2325H(1人用) |
設備 | 遮音性・防火性、グラスウール内蔵、換気ファン、人感センサー、抗ウイルスメラミン仕様 |
価格重視
とにかく安いワークブース
引用元: 株式会社CONOC公式HP
(https://workbooth.conoc-dx.co.jp/)
CONOCが提供するEasy Boothは、ワークブースを手軽に導入したい人におすすめです。ダンボールを使用したブース本体は総重量が約40kgですから、設置や移動がラクラクなのはもちろん、設置後のレイアウト変更も容易になります。
収容人数 | 1名 |
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サイズ | 外寸:幅1270mm×高さ1900mm×奥行900mm |
設備 | デスク・電源・照明・換気ファン |